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君の駅で降りたい 第2話 親友大作戦 【はましゃかのコミックエッセイ】

2018.10.23

(まんが・ぶん / はましゃか)

第1話はこちら

さてさて、そんな訳で前回の球技大会で隣のクラスだったKちゃんですが、 翌年なんと同じクラスになるんですね! (まんがでは省略してますが)

私は中高一貫の高校1年生でした。

当時の私ですが、かなりのお調子者。 女子校は、かわいい子やオシャレな人より、おもろいやつが人気になる世界。(たぶん)

人から好かれたいわたし、授業中にボケまくったり廊下でおどけて踊ってみたり、特定のグループに属さず色んな人と仲良くするなど、あの手この手を使って人気者を目指していました。

そんなわけで、カリスマ性がある人と同じクラスになると、やっぱり気になるわけです。勝手にライバル視…。

Kちゃんはその代表格。でも、私とは何かが違った。

な、なんか、全然がんばってる感じがしない!!!!

観察してわかったKちゃんの魅力たち。

わたしは道化になることで注目を集める方法を取ってました。おバカな発言でみんなにツッコんでもらう方式。言わばただの目立ちたがり屋です。

Kちゃんは違います。常にウケる側。 誰かの話を聞いて、爆笑。後になってもその話を盛り返してゲラゲラ。 相手を引き立てて話題にするのが上手でした。つまり、聞き上手のプロ。 Kちゃんの近くにいけば目立たなかったあの子もキラキラ輝きだします。

授業中もそう。 私は先生に変な質問をしてクラス全体に笑ってもらいたいなんてイタイ願望を持ってるただの授業妨害野郎。

Kちゃんは全くふざけず、まじめに授業を受けてました。ノートは完璧な綺麗さ。テスト前には、みんなが彼女のノートを借りにきます。そう、Kちゃんは勉強ができるタイプの人気者でした。

どんな時もリラックス、でもKちゃんの周りには常に人だかり、そして楽しそうな笑い声。

周りの目を気にせず、もくもくと勉強したり、自分のペースやルーティンがある様子。

こ、こいつ一体なんなんだ!?かっこよすぎないか!?

クラスいちの人気者を目指していたはずなのに、Kちゃんと同じクラスになり、「こいつには勝てないかも」と悟る私…。

最初は人気に嫉妬し、人となりを見抜いてやろう、そんなふうに思って観察していたつもりが、いつのまにか私がいちばんKちゃんの魅力に虜になってしまったわけです。ク〜〜!!!

Kちゃんと、どーーーしても仲良くなりたい。 できることなら、親友レベルまで深い仲になりたい。そのためには、何ができる?

K・Z・P=Kちゃんとゼッタイ親友になるプロジェクトの始まり、という訳です。笑

仲良くなるには、個別のコミュニケーションは必須。でもなんとなく直接話しかけるのは、おどけてスベったりミスを多発しそうな気がしてなかなかGOできません。

当時、ほとんどの同級生は携帯を持っていました。 でも、厳しく育てる方針の我が家では携帯は大学まで禁止。みんながメールでやりとりしてるのが、うらやましくてたまりませんでした。

中学の頃はわりと主流だったお手紙交換の文化も、どんどん下火に…。

だからこそ!手紙というアナログな手法でお近づきになろう! これが私の作戦でした。

そんなわけで、自分の得意な「お絵かき」を活かし、Kちゃんの似顔絵を描くところから作戦開始です。

わたしの「手書きへのこだわり」は、このころ生まれたのかもしれません。

さて、Kちゃんからお返事は返ってくるのでしょうか!?

次回もお楽しみに!

ー ー ー ー ー ー ー ー ー

この漫画&コラムの連載では、フリーランサー1年目・はましゃかが今や親友となるに至ったKちゃんに憧れてた思春期の、「この気持ちは一体なんだ!?」という混乱と、なんとか仲良くなろうともがいたアレコレを描いていこうと思ってます。

今は男の人と付き合っているけど、そんな時代があったような気がする女性や、恋愛であれ友情であれ観賞欲であれ、女の子が大好きな全ての人に届け!!そんな気持ちでがんばっていきたいです。よろしくおねがいします!!

(この作品は実話に基づいていますが、著者の混乱で盛られまくった記憶やもの忘れの激しさから一部ねじ曲げられており、ややフィクションに近いものになっております。尚、Kちゃん本人に許可を取って掲載しております)

第1話はこちら

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