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プロ無職るってぃさん、契約彼女の進捗どうですか?

2018.10.09

プロ無職るってぃ。SNSとオンラインサロンをメインに活動している"プロの無職"の彼が8月にツイッター上で募集を開始したのは"契約彼女"。初めて見る言葉に目を疑ったが、なんと"募集要項"まで公開されているではないか。

・月ごとに話し合って契約更新!
・楽しいデートしよう!
・初期費用0円!
・光熱費無料!
・即時契約可!
・最大同時4人まで契約可!(ポリアモリー)
・ただし一方が束縛した場合は即時解約!

るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) | Twitter

ツイートから約2ヶ月。あの応募を通じて実際に契約は成立したのか…!?進捗が気になったので、パレット編集部合田が確認してみることにした。

(インタビュアー : 合田 文、ライター : 中野 里穂)

るってぃ : あ、すいません遅れました。今断食していて、階段でヘバっちゃって…(汗)

登場した。これが噂のるってぃ…。スラリと手足の長い好青年のように見える。

合田 : 契約彼女の募集を開始してから2ヶ月が経ちますが、どうですか?

るってぃ : 飽きました。

ドヤ顔で飽きた宣言

合田 : 飽きた?

るってぃ : はい。途中から、無理に人に会うものでもないなって感じてしまって。40人くらいからの応募があって、普通にカフェで話をしたりお酒を飲んだりしたんですけど、飲み友が増えたって感じで契約には至りませんでしたね。

合田 : 40人!モテモテじゃないですか。全員と会ったんですか?

るってぃ : 全員とは会えなかったんですが、メッセージは全員に返しました!僕に興味を持ってくれているってことなので、失礼がないように。けれど1日に3人と会うみたいな日もあって疲れちゃいましたね!僕、1つ1つの約束に全力尽くしてしまうから。

合田 : あ〜そうなんですね。私の知り合いのポリアモリー(複数愛者)の人も、5人いる恋人の全員を平等に全力で愛すると言ってました。るってぃさんの場合は、デートした中に良い人がいたら複数恋愛をしようと思っていたんですか?

るってぃ : 初めから複数恋愛が目的だったわけではなくて、本当に素敵な人が複数いたらすべての人の同意の上で複数恋愛をしようとしてましたね。でも、僕自身は自分がポリアモリーだと明確にわかっているわけではないんです。正直、モノアモリー (単数愛者)なのかポリアモリーなのかもわかっていない。

合田 : ほう…。複数の彼女が欲しかったわけじゃないのに、ツイッターで募集したのはどうしてだったんですか?

るってぃ : 酔っていたからです。

合田 : 酔っていた?

るってぃ : そう。あのツイートの少し前に、同じような募集をあんちゃ(@annin_book)がしていたんですよね。それを見て、酔った勢いで「俺もやるぞ!」って(笑)。ほんと軽いノリです。

過去を懐かしむような優しい目。本当に疲れてしまったのかもしれない。

るってぃ:ただ、複数恋愛は前々から興味がありました。複数の恋人がいる、というと世の中ではあまり良いイメージはもたれないかもしれないんですが、やってみてもいないのに「そんなの本当の愛じゃない!」みたいに否定するのは違うようなと思っていて。だから自分もやってみようと思いましたね。

合田 : めちゃくちゃ大事だと思います。最初から決めつけるのはよくないですよね。たとえばるってぃさんも、将来同性を愛するという可能性がないわけじゃない。

るってぃ : そうなんですよね、よくわからないのに最初から否定してしまうのは、自分の可能性を狭めることにもなるかもしれないですしね。

合田:結果的に彼女はできなかったとのことですが、募集を通して得たものも多かったのでは?

るってぃ : そうですね。本当にいろんな女性がいるというのを知れたことが一番大きかったと思う。応募してくれるだけあっていい意味でみんな少しとがっていて、Aセクシュアルの(性欲や恋愛感情を持たない)の人、セフレになりたい人、本当にただの興味本位の人、さまざまでした。

そして、多くの人にすでに彼氏がいたんですよね。だから、見える化されていないだけで複数恋愛をする女性もしたいとおもっている女性はもこんなにいるんだ、と気づくきっかけにもなりました。

合田 : るってぃさんって海外にいるイメージだったのですが、最近は日本にいるんですか?

るってぃ : いますよ。最近都内に新しく部屋も借りました。海外飽きちゃったんですよね!

合田 : 契約彼女もすぐ飽きちゃってるし、けっこう飽きっぽいんですね(笑)。

るってぃ : 飽きっぽいですね。僕、1ヶ月前と全く違うことを言い出す人間なんですよ。1ヶ月どころじゃなくて、昨日言ってたことと変わるってこともある。"プロ無職"って肩書きも、いつか捨てるかも知れないし。

合田 : もしかして、一貫性はあまりない…?

るってぃ : そうですね、自分にも恋人にも"一貫性"は求めていません。絶対にブラさない信念みたいなものがあれば、そのほかの部分は信念を叶えるために変えてもいいと思ってて。信念そのものがブレブレな人は好きじゃないけど、目的を達成するために手段を柔軟に変えていく人は素敵だと思いますね。

合田 : るってぃさんの信念ってなんなんですか?

るってぃ : 世界に行くこと。

ドヤ顔がバラエティに富んでいる

合田 : え?(…聞き間違いか?さっき「海外飽きた」って言ってたよね…)

るってぃ : えっとね…(笑)。"世界に行くこと"です。

合田 : なるほど、先ほどの言葉通り、発言に一貫性がない気がします。海外に飽きて都内に家借りたばっかりって数分前に言っていたのに(笑)。

るってぃ : (笑)。"世界に行く”っていうのは、ビジネスを世界進出させるってことです。そのために、今は世界中の働き方や生き方について取材して発信していきたい。海外のいろんな恋愛の形も見てみたいと思ってます。

"世界に行く"という信念だけはブレることがないので、夢を諦めろと言ってくる人とは付き合えないし、夢を叶えられなかったから結婚して落ち着く、ということもありません。恋人ができたら、信念を叶えるためにプラスになるような関係を築いていきたいな。

合田 : 誰かに同調することが良しとされている今の日本で、るってぃさんのようなインフルエンサーの存在って大切だなと感じています。生き方も恋愛の仕方も、ロールモデルになり得るなと。

るってぃ : そう言ってもらえるのはとても嬉しいですが、僕は本当に好き勝手やっているだけです(笑)。僕ね、「明日ハワイ行こうぜ!」って誘ったらついてきてくれる友達が1000人欲しいんですよ。

合田 : どういうことですか?

るってぃ : 自分のやりたいことをやって生き生きと暮らせる人が増えて、明日一緒にハワイに行ける人が増えたら、僕の人生がよりおもしろくなるじゃないですか。口では世界を良くしたいと言っているけど、僕は自己中だから、本当は「自分の人生を面白くしたい」というのがメインなんです(笑)。

合田 : うんうん。でもるってぃさんのように、自分の生き方が面白い、これでいいんだ!って思える人が増えたらいいのにって思いますね。

るってぃ : そうですね。自分の好きなことだけをやっていれば、嫌われることもあります。でも、それでもいいと僕は思っている。だって、世界には200近くの国があるんですよ。日本に嫌われてもまだ190ヶ国以上ある。生き方も生きる場所も選び直せるから。

合田 : 日本から海外に出て行きやすい空気になったら良いんですけどね。「この文化は合わなかったから、違う文化のなかで暮らしていこう!」が気軽にできる世の中になれば。

るってぃ : それを実現するために、僕はどこからでも気軽に世界中にアクセスできる未来を作りたいと思っています。そして、みんなが自分の好きなことややりがいを持って、自分の好きな場所で行きていってほしいなと。

僕は、社会のはみ出し者とか社会不適合者ってよく言われます。でも、自己中だから「社会が俺にあってないんだよ!」って思う。"みんなと違う"ってだけで嫌われたり、息苦しかったりもするけれど、それは自分がおかしいんじゃなくて"社会が"自分に合っていないだけ。そうやって考え方を自己中にするだけで、生きるのが少し楽しくなると思いますね。

契約彼女の話を聞きながら見えてきたのは、プロ無職るってぃさんが自らの力で未来を切り開いていく力。"一貫性は求めてない"と笑いながらも、彼の中にあるのは"自らの人生をおもしろく彩っていく"という一貫した姿勢だった。

楽しく生きる。おもしろく生きる。るってぃさんのようなポジティブで"自己中"な信念を持つだけで、見える景色は少しずつ変わっていくのかもしれない。

(撮影 : 鷺坂 悠馬)

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